10万の洋服の本当の価値は伝わりにくい。

 

大雨から数日。私は元気です!

幸い被害は少なく、同じ広島とは思えず、

悲しいニュースを見て泣いてしまいました。

 

 

 

 

はい、本題です!

 

キュートでクレバーなハヤカワ五味さんのブログで、

とってもシェアしたい記事があったので、ちょっとお時間ください!

 

お恥かしい話ですが、私は昔

洋服を買いに行く時に、タグを見て10万とかすると、

ブランド価格だ、、、とか、高!とか

物の価値を理解せず、10万のものを身につけていることが価値、

としか思わない時がありました。

(私は10万の買い物したことないけど。)

その受け取り方って改めて考えると、けっこうやばいと思うんです。

 

 

最近、生産している方々がもらっているお金と、

その人が作りだした価値と、

世に提示している価格が見合っているのか、

考える機会がありました。

 

 そこでこの前ハヤカワ五味さんの記事を拝見しました。

 

note.mu

 

そう!そうなんですよ!!!

 

石徹白洋品店で蚕から糸を紡いだり、

時間をかけて育てた染め液で、生地を染めたり、

洋服ができるまでの本来の工程をお手伝いさせていただき、

感じた感覚と重なりました。

 

 

下着の値段を考えている時にも、考えさせられます。

 

オーガニックコットンで最高の肌触りを提供してくださった生地屋さんや、

ひとつひとつ丁寧で美しい縫製。

もっと言うと、イベントをやるために、ファンの方々と直接お会いして

私達の思いを話す場を提供してくださる方々や

できた下着をワクワクして待ってくださっている方にお送りするために、

傷つけないよう、感動してくださるよう演出してくれるラッピングに関わる方々。

 

 

本当に価値を払えているのか、分からなくなります。

 

言い出したらキリがないのですが、

もう言いたいことは伝わっていると思います。

 

 

私はこれから下着ブランドを通して

価値を発信していくことの意味を感じました。

何も言わないかっこよさではなく、理解し感じる美しさ。

 

 

 

 

 

 

 

この関連でお話をもう少し。

 

学生の頃、この映画に出会いました。

映画「ザ・トゥルー・コスト」

 

unitedpeople.jp

 

ファッション業界に関わる方々が、本当の姿を

伝えてくださった映画です。

心が痛くなりますが、目をそらしてはいけないと思っています。

 

 

身近にある洋服や物の価値を、生産者と同じくらい

消費者も考えていかなければ業界は変わらないです。 

 

 

 

気持ちよくきちんとギブ&テイクできるようになりたい!!