喜捨という考え
喜捨(きしゃ)
寺社や貧乏な人に施し物を、喜んですること。
by wikipedia
みなさん、喜捨って知っていますか?
最近読んだ小谷さんの「笑うホームレス」という本で知りました。
この本読みやすくて面白かった!
ホームレス小谷さんってBASEで1日50円で自分を売っていて、50円で農作業の手伝いとか何かの相手とかなんでもします!みたいな面白い人です!実際買った人は申し訳ないからってお昼奢ったり、交通費出したり、なんだかんだ50円以上のものを出しちゃっているっていう。さらにあのとき50円で手伝ってくれたからって、クラウドファンディングの支援が集まったり(ネット情報によるとクラウドファンディング成功率100%らしい)と恩で回っている人なんです。
この本では、今のそういう活動に至るまでの話が書いてあります。
この本の中で1番好きなのが、
家入一真さんが小谷さんに話しているシーンです。
家入さんがこの小谷さんが恩で回っている状況を「喜捨」だねって話していました。喜捨とは”功徳(よい行い)を積むために、お金とか物を困っている人に差し出すこと”で、募金することで自分が過去に犯してしまったちょっとした嘘とか遅刻とかの後悔を、無意識のうちに他の人を助けたからこれで許してっていうモヤモヤの消化や発散をしているらしい。(本にも書いてあるので、ぜひ読んでください!!)
1個前のブログでも書いたように、
必ずしも恩の行先は⇆双方を向いているわけじゃないよっていうこと。
例えば、
小谷さんのように恩で世界がまわった!
とか、
損得でしか人は動かないから!そういうもんなの!
とか、
人は必ず苦労しないといけない!
とか、
きっといろいろな考えがあると思うんだけど、たぶん全部本当だけど、どの世界を信じたいか、どの価値観がすきか、でいいんだと思う。わたしはそう思っています!!だから自分と考え方が違っても、私は理解できないけど、この人はこれが正解である世界を信じたいんだなって、そういうのもいいと思うって受け入れることが多いです。
今回は私の好きな考えのひとつの紹介でした!!